--------(--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2015-08-03(Mon)

なにも築いてこれなかった

うつ病で倒れてから、15年以上の月日が過ぎた。

当時は20代だった私は、中年と呼ばれる年代にさしかかり
20代当時とは明らかに違う「ライフステージ」に入った。

一週間、一か月、あるいはもっと長いこと
ずっとずっとできずにいた事が、病状が軽い時にはたった一日で片付いたりする。
逆にいうと、一日で片付くことに、一か月かけなければならない。
私の人生は、そんな風にゆっくりゆっくりと過ぎていく。
人生はゆっくりと過ぎていくけれど、肉体は普通にヒトの早さで老いていく。

あまりにゆっくり過ぎていくので、色々なチャンスが私の脇をすり抜けていった。
無理矢理つかもうとしても、失った。


かつての同級生や同僚や、たまたま会っただけの同年代の人達も
40代っていったら大抵、仕事か家庭か、その両方でなんらかの地位と人間関係を築いている。

そうやって築いてきたものたちは
輝かしい大活躍や、円満で幸せなだけな家族ばかりではないことは、私だって知ってる。
40代は、健康であっても親とか子とか仕事の責務とか、背負うものが多くてしんどい年代らしいよね。
でも、とにかく何かを築いている。

私はなにも築いてこれなかったという事実が、とてつもなく哀しい。

これだけ闘病が長くなると、いつか病気を忘れて健康に生きられる日々が来る、というのは
既に夢に過ぎないことは、もう認めざるを得ない。
病気は病気のまま、その症状が重いか軽いかという幅の中で騙し騙し生きていくのだと思う。

このままならぬ人生、いっそ退場してしまいたいけれど
「まだ何もしていない」からまだ死ねないという思いもある。
でも、生きてもやっぱり何も出来ないのかなと。

人生を奪われたまま命を生きるということを
あといつまで続ければいいのかな。

Comment form

管理者にだけメッセージを送る

Comment

プロフィール

カカシ

Author:カカシ
ウツだって仕事したい。
ウツだって恋愛したい。
ウツだって、生きてる。


女、20代中盤でウツを発病。難治性うつ病10年目。
ウツと喧嘩し、時には飲み下し、絶望を繰り返しながら
それでも笑って生きていきます。
必死に、笑って・・・生きています。

ウツになると、身体が動かなくなる。
身体がとてつもなく重く固く感じられて、動かない。
ギシギシきしむ音が聞こえてきそう。

時間の流れとともに私も歩みたいのに
皆とともに歩みたいのに
すぐ動かなくなるこの身体。

私は身体を横たえて天井を見上げ、微動だにせずただ見つめる。時の流れを。
田んぼにぽつんと取り残された かかしのように。

こんな奴です。

プロフィール補足

最近の記事
カテゴリー
最近のコメント
月別アーカイブ
ブログ内検索
リンク
オコヅカイ。
本などをお買いになる時は、 こちらからお買い上げ頂くと本好きなカカシに、本代のお小遣いがチョットだけ積み立てられます。
FC2カウンター
FC2カウンター
現在の閲覧者数:
RSSフィード
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

FC2Ad

Powered by FC2 Blog

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。